電子書籍が読めるプラットフォーム

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日本で利用できる電子書籍のプラットフォーム

日本で利用できる電子書籍プラットフォームの有名なところはAmazonのkindleをよく聞きますが実際には多数存在し、それぞれに特徴があります。

以下に主な日本で利用できる主なプラットフォームとその特徴をまとめました。

 Kindle(Amazon)

  • 特徴: 世界中で利用される最大規模の電子書籍プラットフォーム。日本でもビジネス書、文学作品、ライトノベル、マンガなど幅広いジャンルで豊富なラインアップを提供。
  • 強み:
    • Kindle Unlimited 月額980円で2万冊以上が読める。
    • セルフパブリッシングが手軽。(個人で気軽に出版できる)
    • Amazonの強力なマーケティングアルゴリズムで多くのユーザーにリーチ可能。

 eBookJapan

  • 特徴: 国内特化の電子書籍ストアで、特にマンガのラインアップが豊富。Yahoo!と連携しているため、PayPayポイント還元などのキャンペーンが強力。
  • 強み:
    • 日本最大級のマンガ取り扱い数。
    • ブラウザリーダーで手軽に読書可能。
    • Yahoo!ショッピングやPayPayとの連携で集客力が高い。

 楽天Kobo

  • 特徴: 楽天が提供する電子書籍プラットフォーム。楽天ポイントが使える・貯まるため、楽天ユーザーにとって使い勝手が良い。
  • 強み:
    • 国内のビジネス書や実用書も充実。
    • Kobo専用端末やアプリで快適に読書ができる。
    • 楽天経済圏のユーザーに向いている。

 BookLive!

  • 特徴: トッパングループが運営する電子書籍サービス。マンガを中心に幅広いジャンルをカバーし、独自クーポンや割引キャンペーンが豊富。
  • 強み:
    • 豊富なキャンペーンで低価格購入が可能。
    • TSUTAYAやCCCグループとも連携。

 honto

  • 特徴: 丸善やジュンク堂などの書店と連携したサービス。電子書籍だけでなく、紙の本も購入可能で、購入に応じてポイントを共有できる。
  • 強み:
    • 店舗受け取りサービスがある。
    • 紙の本と電子書籍を一括管理できるハイブリッドプラットフォーム。

 Renta!

  • 特徴: マンガを中心とした電子書籍サービスで、主にレンタル形式で提供される。試し読みがしやすい。
  • 強み:
    • 一冊を購入する前にレンタルで試せる。
    • 短期利用を目的とするユーザーに最適。

 Apple Books

  • 特徴: iPhoneやiPadで利用可能なAppleの電子書籍サービス。直感的なUIで使いやすいが、日本市場では他のサービスほど広くは利用されていない。
  • 強み:
    • Apple製品との高い連携。
    • 書籍以外にオーディオブックも充実。

 Google Play ブックス

  • 特徴: Androidユーザーに最適化されたプラットフォームで、書籍やオーディオブックを提供。
  • 強み:
    • Googleアカウントでシームレスに利用可能。
    • プロモーション価格やキャンペーンが頻繁に行われる。

 DMMブックス

  • 特徴: DMM.comが運営する電子書籍ストア。マンガ、アダルトジャンル、ライトノベルなどに特化している。
  • 強み:
    • 購入時の割引やポイント還元が豊富。
    • アダルト向け電子書籍が充実。

 紀伊國屋書店 Kinoppy

  • 特徴: 紀伊國屋書店が運営する電子書籍サービス。紙の書籍と電子書籍をまとめて管理できる。
  • 強み:
    • 書籍の専門書や学術書も豊富。
    • 実店舗との連携で本好きに支持されやすい。
  • ターゲット読者層、目的、ジャンルに応じて選択すべきプラットフォームが異なります。たとえば、世界市場を目指すならKindle日本国内のマンガ市場を狙うならeBookJapanやRenta!専門書はhontoや紀伊國屋Kinoppyが適しています。

個人で気軽に電子書籍を出版できるプラットフォーム

プラットフォームは、一般の人が個人で比較的気軽に電子書籍を出版できるところと、そうでないところがあります。

今回は個人が出版できるプラットフォームでそれぞれの特徴と、出版する際の利点を簡単に解説します。

プラットフォームは、一般の人が個人で比較的気軽に電子書籍を出版できる環境を提供しています。それぞれの特徴と、出版する際の利点を簡単に解説します。

 Kindle Direct Publishing(KDP)

  • 対象プラットフォーム: Kindle(Amazon)
  • 出版のしやすさ:
    • 個人でも無料で登録可能。
    • WordファイルやPDFなどで直接アップロードし、自動で電子書籍に変換できる。
    • 審査プロセスは通常24~48時間程度。
  • 利点:
    • 世界中のAmazonユーザーにリーチできる。
    • ロイヤリティが70%(条件あり)。または35%
    • 自分のペースで価格や内容を管理可能。
  • デメリット:
    • 販売に対する競争が激しい。
    • マーケティングを自力で行う必要がある場合も。

 楽天Kobo Writing Life

  • 対象プラットフォーム: 楽天Kobo
  • 出版のしやすさ:
    • 無料で登録でき、書籍ファイルをアップロードするだけで出版可能。
    • EPUBファイルに対応。
    • 審査期間が短い。
  • 利点:
    • 楽天ポイントが利用されるため、購入につながりやすい。
    • 自分で価格を設定可能。
    • 楽天経済圏のユーザー層を狙いやすい。
  • デメリット:
    • Kindleに比べてユーザー数がやや少ない。
    • 書籍デザインやフォーマットに関するガイドラインが比較的厳密。

 Google Play ブックス

  • 対象プラットフォーム: Google Play ブックス
  • 出版のしやすさ:
    • Googleのパートナーセンターに登録すれば簡単に書籍のアップロードと販売が可能。
    • EPUBやPDFファイルを使用できる。
  • 利点:
    • 世界中のAndroidユーザーにアプローチ可能。
    • 初期費用がかからない。
  • デメリット:
    • Google Playでの書籍探しのユーザー数がKindleより少ない。
    • 書籍ファイルの適切な設定や編集が求められる。

 honto

  • 対象プラットフォーム: honto
  • 出版のしやすさ:
    • 個人向けの出版サポートサービスを提供。
    • 店舗販売との連携はないが、電子書籍で出版可能。
  • 利点:
    • 特定の専門分野での訴求力が高い。
    • 出版プロセスの支援もある。
  • デメリット:
    • Kindleや楽天Koboに比べてユーザー層が限られる。

 DMMブックス

  • 対象プラットフォーム: DMMブックス
  • 出版のしやすさ:
    • 個人で出版可能。サポートサービスを利用して書籍を販売できる。
    • ジャンル特化の作品(特に大人向け作品)での強み。
  • 利点:
    • 販促キャンペーンで読者層を増やしやすい。
  • デメリット:
    • 一部ジャンルにユーザー層が集中している。

出版初心者におすすめの選択肢

  • 全ジャンル対応なら: Kindle Direct Publishing(KDP)が最適。アクセスするユーザー層が最大規模。
  • 楽天経済圏でアプローチしたいなら: 楽天Kobo。独自ポイントや日本国内の知名度で読者を取り込みやすい。
  • Androidユーザーをターゲットにしたいなら: Google Play ブックス。
  • 特定分野で深く販売したい場合: hontoやDMMブックスが良い選択肢。

個人出版を検討する際は、ターゲット読者層や販売目的に応じて最適なプラットフォームを選ぶとよいでしょう。

美月電子書籍出版では、ユーザー層の多いAmazonKDPでの出版をおすすめしていますが、楽天ショッピングを使う人も多いため、楽天Koboもおすすめです。

その2つのプラットフォームの比較についてはこちらをご覧ください。↓

: https://miduki.online/amazonvsrakuten/

 

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